開催報告
6NCリトリートポスターセッション「6NCが拓く新たなサイエンスの地平」を令和5年4月22日(土)に開催しました。
今回、「第31回日本医学会総会2023東京」において、プログラム内で6NCリトリートを開催できることになり、若手研究者のポスターセッションを中心とし、6NCの研究者・医療者の交流を図りました。また、優秀なポスター演題については、理事長賞及びJH本部長賞の表彰を行い、表彰状及び盾を授与しました。
今回の6NCリトリートは初めての開催でしたが、研究・医療関係者など約400名の皆様にご参加いただきました。
ポスターセッション
以下、カテゴリー別に分かれて演題登録者から発表しました。発表については、対面のフリーディスカッション形式で行いました。
第1クオーター | 16:00~16:30 | 1.消化器 5.呼吸器 9.感染症 13.性腺 19.精神 |
第2クオーター | 16:30~17:00 | 2.循環器 6.血液 10.発達・成長 15.運動器 |
第3クオーター | 17:00~17:30 | 3.内分泌・代謝 7.神経 11.老化 17.疫学、公衆衛生 |
第4クオーター | 17:30~18:00 | 4.腎臓・尿路 8.アレルギー・膠原病 12.難病・希少疾患 18.産婦人科 |
プログラム https://www.congre.co.jp/6ncretreat/program.html
応募総数:178題(うち発表演題:131題)
当日会場の様子
理事長表彰及びJH本部長表彰
6NCリトリートポスターセッションにおける理事長賞受賞者6名及びJH本部長賞受賞者6名について、同日ポスター発表終了後に表彰式を執り行いました。
国立がん研究センター
理事長賞
演題名:CRISPRゲノム編集モデルからRAS遺伝子の発がん機構の弱点発見と新規治療開発
演者名:小林 祥久(分子病理分野)
JH本部長賞
演題名:未治療進行大腸癌・胃癌における血中循環腫瘍DNA(ctDNA)の臨床的有用性
演者名:青木 優(東病院消化管内科)
表彰後の記念撮影
国立循環器病研究センター
理事長賞
演題名:AHRシグナル活性化を伴う腸内細菌叢変容が肺高血圧症の病態形成の鍵を握る
演者名:浅野 遼太郎(血管生理学部)
JH本部長賞
演題名:AMPKによる心臓微小管の動的不安定性制御の生理学的意義の解明
演者名:高橋 佑典(分子薬理部)
表彰後の記念撮影
国立精神・神経医療研究センター
理事長賞
演題名:免疫系の老化がアルツハイマー病の病態を加速させる分子メカニズム
演者名:田辺 章悟(神経薬理研究部)
JH本部長賞
演題名:サルコグリカノパチーの遺伝子プロファイル
演者名:島崎 塁(疾病研究第一部)
表彰後の記念撮影
国立国際医療研究センター
理事長賞
演題名:食事由来脂質クオリティが腸管腫瘍リスクに及ぼす影響
演者名:中田 一彰(臨床連携研究室)
JH本部長賞
演題名:心房細動を合併した心不全患者における左房ストレインの予後への影響
演者名:山本 純平(循環器内科)
表彰後の記念撮影
国立成育医療研究センター
理事長賞
演題名:X連鎖高IgM症候群のCD40L遺伝子変異に対するゲノム編集技術を用いたT細胞を標的とする遺伝子治療法の開発
演者名:三浦 茜(成育遺伝研究部)
JH本部長賞
演題名:84名のメチル化異常を有する偽性副甲状腺機能低下症におけるメチル化異常パターンと臨床像の検討
演者名:浦川 立貴(分子内分泌研究部)
表彰後の記念撮影
国立長寿医療研究センター
理事長賞
演題名:日本人および民族間横断的ゲノムワイド関連解析によるレビー小体認知症感受性座位の探索
演者名:光森 理紗(メディカルゲノムセンター)
JH本部長賞
演題名:ミクログリア特異的に発現するCSF1Rを標的とした新規脳PET製剤[11C]NCGG401のFirst in human試験
演者名:小縣 綾(認知症先進医療開発センター脳機能画像診断開発部)
表彰後の記念撮影
理事長賞及びJH本部長賞受賞者による記念撮影