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国立高度専門医療研究センター 医療研究連携推進本部

開催報告

国立高度専門医療研究センター 医療研究連携推進本部(Japan Health Research Promotion Bureau:JH)は、日本の6つの国立高度専門医療研究センター(NC:国立がん研究センター、国立循環器病研究センター、国立国際医療研究センター、国立精神・神経医療研究センター、国立成育医療研究センター、国立長寿医療研究センター)を高速ネットワークで結ぶSuper Highwayが開設されたことを記念して、2月28日にシンポジウムをオンライン開催いたしました。

Super Highwayの開設によりNC間でのカルテ情報・ゲノム情報の共有が効率化・高度化し、デジタル共通インフラを整備することでNCひいては日本の臨床研究力の向上に資することが期待されています。
今回のシンポジウムは「6NCがSuper Highwayで加速する日本のメディカルサイエンス」と題し、Super Highwayの概要やデモンストレーション、また現在JHで支援している研究の概要説明などを行いました。
「SuperHighway概要」では、「医学研究」への活用において東京にある国立国際医療研究センターと愛知県にある国立長寿医療研究センター(約300㎞の距離)間で大容量データを送信するデモンストレーションも行われ、高速データ通信の利便性を紹介しました。また、VR・ARなどを駆使した「医学教育」や「診療」など、SuperHighwayだからこそ実現できる活用法についても説明しました。今後は、さらなる高速化や、大学・企業との連携についても期待されています。

superhighway2.pngまた6NC横断的研究推進費課題の成果発表では、各研究の意義や成果、6NC連携によるメリット、今後の展望について講演を行いました。
その他、産官学の代表者を交えたディスカッションでは、国民の健康を守るためにJHに求めることや期待する姿、様々な業界・分野との連携、各研究課題の今後について闊達な議論がかわされました。

総合討論3.pngJHでは、今後もこういったシンポジウムを開催していく事を検討しています。詳細が決まりましたら、JHホームページで公表致しますのでご覧いただけましたら幸いです。